第38回海外研修終了

第38回海外研修生の2名が研修を終了し、先日全員が無事に帰国しました。

新型コロナウイルス感染拡大を受け事業中止を余儀なくされていましたが、
4年ぶりに海外研修を再開することができました。

研修生の皆さんは、4月15日に羽田空港を出発し、アメリカシカゴにて10日間の合同研修、その後それぞれのテーマに応じアレンジした個別研修を行いました。

シカゴでの合同研修では、イリノイ大学前八巻准教授にコーディネートいただいき、シカゴにある障害福祉サービス事業所や関係機関の見学、アメリカやイリノイ州における障害福祉に関する歴史やサービスについて講義を受けました。
参加する研修生の興味ある分野に関連した講義や施設見学させていただき、学びや理解を深めました。

個別研修では、1ヶ月コース3ヶ月コースの研修生それぞれが、自身の研修テーマに沿って、ご自身でアレンジした研修先にて見学や専門家へのインタビュー等行ってきました。
コロナの影響もあり制限ある生活に慣れていたところもあったと思うので、まったく環境の異なる場所に行き、言語も異なる人々に囲まれ研修を受けることは、研修生にとって負担もあったかもしれません。
ですが、海外の障害福祉の現状や文化・環境に触れる中で、たくさんの学びや気づきも感じることができたのではないかと思います。

研修再開に伴い、帰国報告会も今年11月に実施することが決まりました。
研修で得た貴重な学びや経験をたくさんうかがいたいと思います。

【掲載写真】
左側:イリノイ大学キャンパスでの講義に向かう様子
右側:貧困地域での自閉症および発達に遅れのある子ども支援や教育に関わる人々に対し情報提供や教材の貸し出し等行う機関のプレイルームの様子