第40回海外研修終了

第40回海外研修生1名が、研修を無事に終了し帰国しました。

今回から、合同研修の開催時期を4月から9月へ変更し、また従来のコース制を廃止しました。
これにより、研修生のテーマに合わせて30~90日の範囲で柔軟に研修期間を設定できる新しい形での実施となりました。

 

研修生は9月6日(土)に羽田空港を出発し、9月8日(月)から10日間、アメリカ・シカゴにて合同研修を行いました。

合同研修は、イリノイ大学シカゴ校の八巻名誉教授のご協力により実施され、講義や施設見学を通して、支援現場の実際、アメリカの福祉制度の歴史と社会的背景、マネジメントの手法 など幅広い学びを得る機会となりました。

今回の合同研修は1名での実施でしたが、研修生は事前に講師の論文を読み込み、講義中も積極的に質問を行うなど、主体的に学びに取り組んでいました。

 

合同研修終了後は、各自の研修テーマに沿ってアレンジされた研修先にて、見学や専門家へのインタビューを実施しました。
現地の障害福祉の現状に直接触れ、海外の文化や価値観を体感する中で、多くの学びや気づきを得ることができたようです。
また、得られた知見を今後どのように活かしていくかを考える貴重な機会にもなったと思います。

 

来年1月には帰国報告会を開催し、研修で得た経験や学びをどのように実践に結びつけていくのかを報告していただく予定です。
その成果を伺えることを楽しみにしています。

 

【掲載写真】
左:Almost Home Kids at Chicagoにてインタビューを行う様子の写真
右:UCP/Seguinにて見学後の集合写真