2017年2月24-25日 第2回国内研修@岡山

2月24日~25日の2日間、岡山にて国内研修を実施しました。北海道から沖縄まで各地で日頃障害児者支援に携わっている24名の皆さんが参加されました。

1日目は、当基金海外研修の研修生OBである4名の講師から、障害福祉全体のお話から障害理解、法人運営、地域に根差した支援まで講義していただき、幅広い知識を得ることができました。

2日目は、1日目で得られた知識を活用し、午前はモデル事例、午後は参加者が持ち寄った実際のケースの中から選んだ事例で、グループ毎に個別支援計画を作成する演習をしていただきました。皆さん、限られた時間の中で、その方が本当にやりたいこと、必要な支援は何かを一生懸命考え、活発に意見を交換していたのが印象的でした。
また、研修中の懇親会や2日目のグループワークを通じて、参加者同士の交流も深めることができたのではないかと思います。

そして、今回は特別に、前日に社会福祉法人旭川荘の見学をさせていただきました。旭川荘は、岡山市内に昭和31年に創設された岡山県内最大規模の法人で、障害者・児童・高齢者の医療福祉に関わる広範なサービスを提供されています。見学では、芸術活動(就労継続支援B型事業)、強度行動障害者支援、地域生活ホーム(グループホーム)、児童発達支援、就労支援(就労移行支援事業・就労継続支援B型事業)の場を実際に見て学ぶことができました。

また、法人の資料館では、旭川荘の創立者川崎祐宣先生以来の理念や歴史を教えていただき、最後には理事長の末光茂様より大変貴重なご講話もいただきました。

見学も含め、内容のかなり濃い充実した3日間という感想が参加者の皆さんから聞かれました。
この研修で得た知識や新たな出会い、つながりを大切に今後の仕事に活かしていっていただけたらと思います。