2019年2月28日~3月2日 第6回国内研修@東京

平成最後となる第6回国内研修を東京にて実施しました。
2泊3日で、これまでと同様に施設見学・講義・演習という構成で行いました。

施設見学では、神奈川県横浜市にある横浜やまびこの里を訪問させていただきました。
横浜やまびこの里は、横浜市自閉症児・者親の会を母体に設立された法人で、当初から自閉スペクトラム症や発達障害の方々の支援を専門的に行っていることで全国的にも有名です。工房や入居棟を見学させていただき、理事・障害福祉事業部長の小林信篤様より、貴重なご講話をいただきました。
自閉症の方々とそのご家族の地域生活の実現を支えるために、TEACCHプログラムを採り入れた支援の実際、支援を行うプロとして必要な考え方や、法人の実践がわが国の福祉制度の拡充につながってきた歴史等、興味深いお話を多くうかがいました。

講義では、5名の講師の方に貴重な講義をしていただきました。今回は、講義の最初に本研修の目標が提示されました。研修生の皆さんも、研修中はその目標を意識して講義を受けられている印象で、ご自身のこれまでの支援や取り組みを振り返りながら新たな気づきを多く得られているように感じました。

演習では、2事例について各グループで議論をし個別支援計画にまとめるワークを行いました。見学・講義での学びをグループワークを通し実践することで、理解をより深められたとの感想を参加者からいただきました。

新暦に移った6月に、第7回となる国内研修を実施します。ご興味ある方は、ぜひ4月以降ホームページ「国内研修事業」に公開します、最新の情報をご覧ください。