令和初となる第7回国内研修を東京にて実施しました。
昨年度と同様、2泊3日の研修で、施設見学・講義・演習の3部構成で行いました。

施設見学では、埼玉県東松山市にある社会福祉法人昴を訪問させていただきました。
昴は、障害のある方々が安心して暮らせる地域社会づくりを目指し設立されました。見学では、生活介護事業所、医療的ケアが必要な方のグループホーム、診療所、相談支援事業所を訪問し、業務執行理事・経営企画室長の丹羽彩文様より貴重なご講話をいただきました。
地域の方々が必要としているサービスをその地域の中で連携しながら作り支えていくことを大切にされており、希望に合ったサービスを自身の事業所で提供できなければ他の事業所を紹介する、併用してもらうといったこともされているようで、利用者の方々を中心に考えサポートをされる姿勢は見習うべきことだと改めて感じました。

講義では、6名の講師の方に講義をしていただきました。今回は、新たに就労支援に関する講義も追加されました。内容が更に広がったことで、いろいろな角度から障害理解や参加者ご自身の仕事を見つめ直すことのできる非常に充実した講義になったと思います。

演習では、2事例について各グループで議論をし個別支援計画にまとめるワークを行いました。
それまでの2日間で得た多くの学びをしっかり活かしながらワークをされており、時間も忘れてしまうほど熱い議論をされていたのが印象的でした。職種や仕事内容は違っても、皆さん取り上げた事例の方を想う気持ちは同じで、その方の幸せを考え取り組む姿はとても素敵でした。

次回の研修は、来年2月に実施します。9月以降に「国内研修事業」のページに詳細を公開しますので、ぜひ最新の情報をご覧ください。